無意識に自己犠牲で疲弊してる人へ

読書

出会ったきっかけ

長女が思春期な年頃になって、無理な要求も強い調子でしてくるようになった。
思春期女子の顔色を探りつつ、家庭のルールを踏まえつつ、下の2人への影響も考えつつ長女対応をしつつ、家庭内の全体最適を探って頑張るものの、全然うまくいかず、長女にキレられ、次女三女にキレ返す(要はやつあたり)、疲れ果てて、起きれなくなり、何もかも嫌になって、2日ほど寝込み、うつ病かもなと自分で思うほどになったときに、amazonで検索して出会ったのが『疲れた時に読む本』

一言で表現すると

お察し上手な人が、他人軸になると、自己肯定感が下がって、毎日がつらくなってしまう。
そうならないために、お察し上手な人が自分軸を手に入れ、幸せになる方法が書かれている。

3つの大事なポイント

  1. お察し上手が、相手にも期待しだすと、それは不幸の始まり
    • 承認欲求:相手の承認を求めてしまう(こんなに察してやっているのに褒めてよ)
    • 投影法則:相手に同じことを求める(自分も察してやっているからあなたもやってよ)
  2. 【お察し上手✕他人軸】は、不幸の悪循環の始まり
    • 他人軸:他人の価値観や考え方を優先して、自分の言動を決めてしまうこと
    • 他人軸の問題は、自分の気持ちを無視して抑圧していること
  3. 【お察し上手✕自分軸】で、自分も周りも幸せになる
    • 自分軸:相手とwin-winの関係で、見返りを求めることもない
    • 自分軸は、自己肯定感が安定して、自分に自信が持てる

他人軸から自分軸になるためのトレーニング

自分軸トレーニングによって、自分と他者との境界線を意識し、他人軸から距離を取れるようになる

  • 「私は私、〇〇は〇〇」とつぶやく ※自己意識高めるワーク
  • 「私は〇〇とは違う」とつぶやく ※自己意識高めるワーク
  • (その事象が)自分のために置きているとしたらなぜか? ※自己責任強めるワーク
  • (うまくいかないとき)それが私だもの、えらいえらい ※自己承認ワーク

  ※他にも、いろいろな方法が紹介されているけど、このあたりはわかりやすくて、やりやすい

雑感

自分は典型的な【お察し上手さん】でここまでやってきたんだな、と。仕事も育児も。
まさに、自分を犠牲にして、他人軸になりまくってて、疲弊して、自信喪失して、心折れたっていう。思い返すと、今回だけでなく、過去に何度も同じように折れたんだな、と。。。

相手のために合わせるんじゃなくて、自分のために自分はこうしたいと伝える。
そこから、win-win or no dealを選択する。
頭で理解しても、言動や行動の癖ってなかなか修正できない。でも、この『本が疲れた時に読む本』にある他人軸トレーニングは、いつもの思考の癖から、引き戻してくれる感覚を実感できる。

まずは自分を大事にすること、そうすることで、まわりも大事にできる。
そういうことだよね。

我が子への推薦

自分が20代30代のときにこの本に出会えていたら、自分がもっと楽になったと思う。
長女も次女も【お察し上手さん】で、きっとどこかで思い悩むことがあるだろうから、そっと、家の本棚にこの本を置いておこう。※三女はどうかしらね(笑)

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