出会ったきっかけ
長女の強迫性障害が少し良くなってきて、生活がまわりやすくなってきたところで、長女から「お風呂に入りたいけど、入れない。お風呂場まで連れて行って。」「トイレに行きたいけど、行けない、連れて行って。」などなど。対応しても追加要求、、拒否するとブチ切れ。対応に困りつつ、要求はエスカレート(下の子を寝かしているときに、こっちにきてよ、などなど)。
これは、強迫性障害の症状なの?理解不能。。。と心病みそうになって、強迫性障害の心理の先生に緊急相談したところ、あっさり、甘えだね、と。強迫性障害の症状が落ち着いてきたから、甘える余裕ができたんだねー、よいよい、甘えさせてあげて。と。。。その病院の待合室にあったのが『10代からの子育てハッピーアドバイス』
一言で表現すると
反抗期は、子どもの正常な成長過程で、順調に育っている証拠。子どもをコントロールしようとせず、子どものにあわせて、甘えを受け止め、反抗には過保護&過干渉せず見守れば良い!
3つの大事なポイント
- 子どもの心に大切なことは、子ども自身が、自己肯定感と自尊感情を持てること
- その心を育てるには、依存(=甘え)と自立(=反抗)を繰り返して成長すること
- 親は、子どもの甘えと反抗のペースに合わせて、甘えを受け止め、自立には手を出しすぎずに後ろから応援する
インパクトワード
甘えた人が自立する
※甘えさせるのはいけないんじゃないかって、だいたいそう思うよね
反抗したら一安心
※これほど勇気をくれる言葉って、ないわ
「この子はこの子の人生」といったんあきらめる
※10代になるとほぼ変わらないし、こうなってほしい=今のあなたはダメだってことを意味する。理想を捨てると、現実の子どもの良さが見えてくるって、深すぎる
雑感
- 親として、子どもの反抗期が正常で必要で良いものと知らないで子育てしているよね。ほとんどの親はそうなんじゃないかな。知ってれば対応できるのにーー、知らないから疲弊する。もっと親に思春期の子ども対応について、みたいなちょと伝える仕組みがあればいいのに。
- めちゃめちゃ実体験で困って、心理士に相談して、本を探して、なるほどーーって、遠すぎだろ。。。
- 役所から10代過ぎに配布される予防接種の封書とかに、ちょと思春期について説明したプリントいれたり、オススメ図書紹介したり、なんならこの本を同封したら良いと思う。これは区長さんに提案してみようかな。
こんな人に推薦したい
- 子どもの甘えと反抗の波に戸惑い、窒息しそうになったら、ぜひ読んでほしい。救ってくれる。
- 子どもがいじめにあったら、まず読みたい。いじめの構造や必要な対応もかなり勉強になる。
- 子どもが不登校でイライラしてる人にもオススメ。学校を休むことで、壊れた心を修復していると知れば、少なくとも子どもにはイライラしないはず。
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